11月のわりに暖かい日で、行楽にはとてもよい日だった。
その公園には、遊具のある広場以外に、テニス場、野球場、ソフトボールやサッカーをする多目的広場がある。
テニスをする人たち、野球やソフトボールをする人達で賑わっていた。
そんな中、ふとソフトボールをしているちびっこ達を眺めていた。何かの大会だと思われ、たくさんのチームが来て、試合に汗を流していた。
頑張ってるなと眺めていると、何か違和感が…。なんだろ?何かが足らない!!
よく見るとピッチャーがいません…。キャッチャーもおらず、普通の野手がキャッチャーの位置にいる。そして、ホームベースのところにボールを置くティーのようなものが置かれ、そこにボールを乗せて、バッターが打つというスタイルのソフトボールであった。なんで!?
今ごろはルールが変わったのか?
何となくだか、ピッチャーの子供に肩や肘に負担がかかり、野球肘などになるのを防止するためと、成長期の子供にあまり負担をかけるのは良くないというところかなと頭の中で仮説は立ったが。
いつものように調べてみた。
これは、ティーボールというソフトボールや野球に似た球技の一つらしい。1988年に国際野球連盟と国際ソフトボール連盟が一緒に作った新しい競技だ。
大きな特徴はピッチャーがいないの点だろう!!
この競技は、ソフトボールや野球を始める子供たちの入門編として考案されたようだ。
現在、アメリカ、カナダ、オーストラリアなどで普及しているとのこと。
初心者でもティーに載せた玉を打つわけだから比較的打ちやすくて、ピッチャーがいないからゲームも進行しやすいのだろう。特に小さい子供は投げるのが精一杯で、ストライクを続けて投げるのは難しいだろうしね。また、どこに来るかわからない玉を打つのは難しい、時間もかかって疲れるからかな。
ルールは少し野球やソフトボールとは違う。
チームは10~15名。
チームが10人以上の場合は、守備に入らない子はバッターのみで出場。基本的に全員出場となるようだ。
守備は内野6人、外野4人の10人。
攻守はスリーアウト、もしくは打者一巡で交代となる。
回数は3~7回と幅はあるが、プレーヤーの年齢などにより異なるらしい。
バントや盗塁、スライディングは禁止とか、野球やソフトボールとは異なるルールがいろいろとあるようだ。
詳しくは日本ティーボール協会のホームページをどうぞ。
まあ、入門者の年齢を考慮してのルールの違いなのだろう。
うーん。自分の仮説は間違っていた(^_^;)
ただ、怪我防止は間違ってはないようだ。
安全に競技のステップアップを目指して欲しい、面白さを体感させることで競技人口を増やそうというところか。
まさかの新競技だったとは…。
知らないことばかりですな!!
でわ(^^)/
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