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クワガタ 飼育中に黄色のカビ発生?正体は粘菌ススホコリらしい。

クワガタの水槽に奇妙なものが生えてきた。
黄色いこの物質はなんだ?
この梅雨に入って3つ目になる。
蛾かか何かの卵かと思って割ってみたが、中には何もなかった。
うーん。
なんだこれと思いながら過ごしていると、またまた生えてきた。
おー‼
これは何かの生き物か?
拡大するとこんな感じ。
はじめは蜂などが巣を作ったのかなと思った。
しかし違うようにも見える。
なぜって?
虫が出入りする穴がない。
 裏側にも同じような物質が生えている。
 棒でつつくと簡単にとれる。
表面は黄色であるが、中は黒い土の固まりで構成されている様子。
カチカチに固い訳ではない。
 砕いてみると本当に黒いさらさらした土である。
本当になんなんだろうかこの物質は。
生き物?
カビ?
調べてみました(^.^)
答えは
ススホコリ
という粘菌の仲間らしい。
朽ち木などに生息する微生物の仲間。
水槽の中のクワガタなどには害はないとのこと。
住人であるこの方、スジブトヒラタクワガタさんも安心だろう(^^;
ちなみに昨年産まれたお方です。
ススホコリはカビやキノコのような感じで生えてくるが、カビでもキノコでも、まして植物でもない不思議な存在で、変形菌というらしい。
梅雨時期になると我が家のような水槽でなく、庭先の地面に出現することが多いそうな。
変形菌は菌体が動物のように移動する変形体と,固まって動かない子実体という二つの側面を持つ。
つまり、こちらの写真が変形体になるのかなたぶん。
水槽の内側をなにかが這ったような痕ある。
嫁の話だと、水槽の縁にあった小さい固まりではなく、写真の部分が大きく黄色に染まっていたと話していたf(^_^)
ススホコリが移動していたのだろう。
たぶん…。
ススホコリは子実体になる前に生息場所から離れたところに移動することが知られているとのこと。
1973年の春に北アメリカで変形体が至るところで大量発生した事件があったようです。
例年になく高温多湿であったことが原因のようです。
突然黄色い物質があちらこちらに発生して住民をビックリさせたとありました。
我が家も十分にビックリしましたがね(^^;
そしてこっちが子実体になるのだろう。
移動するのをやめて、この部分に留まることを選択したのだろう。
たぶん…。
子実体の中は黒いススのようなホコリの様な物質で構成されている。
だから、名前にもあるようにススホコリというらしい。
実は、先程紹介した黒いさらさらした土の様な物質が胞子になるそうな。
へーってか、一番始めに調べた偉い学者さんがいるんですね。
基本的には、人畜無害の生き物で、害を周りに与えるようなことはないとのこと。
これが、先程書きましたが、スジブトヒラタクワガタ君には無害であるということに繋がります(^.^)
このススホコリは、湿気が大好きなようで、湿った土の中の微生物を食べて生きているようです。
つまり、梅雨に入り、我が家のクワガタ水槽のマットに生息していた微生物が湿気をエネルギーに変えて一気に増殖したんですね。
一気に増えた微生物をススホコリが食べてこちらも一気に成長が促進して今回の出来事に至ったのではないでしょうか?
たぶん。

しかし、面白いですね(^^;
クワガタ以外で色々な発見があものです。
ちなみにこんな出来事もありました。
ムカデです。
ムカデの赤ちゃん!!カブトムシの水槽に湧く(*_*)自然界の朽木を入れるのは気をつけて!!
クワガタやカブトムシを飼育していると様々な出来事が起きます。
何かの参考になれば
でわ(^-^)/

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