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子供の溶連菌感染。何度もなる原因は!?

またまた、子供が熱を出した。
朝起きると体が熱い。
熱を測ってみると37.8℃。寒いと言うからまだまだ上がるだろう。
病院へ行くことになった。
お題の通り、検査をすると溶連菌感染と判明。
またまた抗生物質を10日ほど内服することになった。
次の日には元気ピンピンでうるさいほど元気なのに…。
しかし、これで何度目だろう。溶連菌にかかるのは!?
なぜ何度も感染するのだろうか。

結論は

溶連菌にはいろんな種類があるから!!

でした(^_^;)
なるほど!
つまり、今までかかった溶連菌には免疫ができているが、今までとは違った型の溶連菌をもらうと、その症状が出てしまうということだ。
いわゆる、インフルエンザと同じのようです(*_*) 

ちなみに子供がかかる溶連菌の正式名称は

A群β溶血性連鎖球菌

という。

日本語訳にすると

一番人にかかりやすい(A群)、溶血すると透明になる種類(β溶血性)の、鎖状に連なった丸い菌(連鎖球菌)

となる。

ではひとつずつ紐解いて見よう。
①A群とは
β溶血性レンサ球菌は細胞壁の特異性(多糖体)で分類(ランスフィールド分類)されるらしい。細胞を形成している成分のようだがよくわからない(^_^;)。種類はA~V群まで?あるとのこと。一般的にはA~G群までとかの記載もありますが。人に感染しやすい順にAから分けられているらしい。よく理解できませんね(^_^;)
とりあえず、A群は人に対する病原性がある群、B群は乳腺由来の人に対する病原性を持つものらしく人に常在(消化菅、膀胱、咽頭など)するもの、C群は下等動物にたいするのもらしい。
つまり、一般的によく人に感染しやすいA群に属するということがとりあえずわかりました。

②β溶血性とは
まず、溶血性とは、血性の寒天倍地で細菌を培養すると細菌の固まり(コロニー)ができる。その固まりの周りの赤血球を溶かす現象を細菌学では溶血性というのだそうだ。
その種類にα、β、γがある。αは溶血した部分が緑色になり、βは溶血した部分は透明、γは溶血を起こさないという分類で分けられている。
つまり、子供のかかる連鎖球菌は溶血すると細菌の固まりの周りが透明になる性質を持つ細菌ということだ。

③連鎖球菌とは
レンサとは、顕微鏡で見ると鎖が連なったように見えることがからそう呼ばれるみたい。レンサ球菌はグラム染色による細菌の分類法によると陽性となる。グラム染色に染まるものをグラム陽性、染まらないものをグラム陰性というらしい。

まあ、いろいろ難しいことを調べてきたが、これらの性質を考慮して、恐らくどんな薬(抗生剤とか)を決めるのだろうと思う。
なかなか奥がふかいですな。
でわ(^^)/

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