百均で買ってきたプラスチックの容器に入れて飼っていた。ある日、クワガタの餌がなくなりいつも行くお店に買いに行った。
その時に今後どうすれば良いのか聞いてみた。
具体的には、菌糸瓶を使用した方がよいのかどうかだ。
いろいろと調べて、菌糸瓶の方が大きくなるともあったが、あまりにも早くから入れると死んでしまうとか色んな情報が流れていたから、躊躇していた。
結果は!?
「使った方が大きくなりますよ」
だった(^_^;)ですよね~。
①菌糸瓶とは?
②投入時期は!?
③投入方法
④管理は!?
⑤飼育期間は!?
⑥必要な菌糸瓶の本数
⑦菌糸瓶の異常!!
⑧菌糸ブロック
⑨その後の経過
①菌糸瓶とは?
キノコの栽培方法を応用した方法らしく、菌糸瓶の中にはキノコの菌が入っているらしい。栄養価が高く、普通のマットに比べて大きなクワガタが育つというものだ。つまり、幼虫を高カロリーの餌をたくさん食べられる環境に強制的に置くことで、大きく成長させようというものだ。例えは違うが、ガチョウを箱に入れて餌をたくさん食べさせて太らせる(脂肪肝)のと同じような感じかな(^_^;)
クワガタは成虫になると大きさは変わらない。だから、幼虫の大きさをいかに大きくするかが鍵らしい。
1本で450円。数がいるならかなりの値段になる(*_*)
②投入時期は!?
早ければ早い方が大きくなるとのこと。時期としては、卵から幼虫になったら、もう大丈夫らしい。ブリーダーさん達は、いかに大きなクワガタにするかが目的のようだ。その側面から考えると早くからいれて幼虫が大きくなるようにする意味では合っているのかも(^_^;)
情報によってはもう少し大きくなってからなどの意見もあるが、その辺りは目的(大きくする、飼育を楽しむ、etc)よる飼い主さんの判断だろう!?
我が家は生まれて2ヶ月、1ヶ月、3週間を菌糸瓶にいれました。写真は3週間の幼虫
③投入方法
蓋を開け、真ん中に穴を開けて幼虫を入れるだけ。蓋を開けたら写真のようになっている。真ん中に写真のように穴を開ける。マイナスドライバーとかで開けるとやり易い。意外と固いのでビックリしないように(^_^;)
穴が開いたら幼虫を入れるだけ。モソモソしながら穴に入っていきます。
後日、穴の状態を確認してみると下記のようになってました。塞がってますな(^_^)④管理は!?
温度管理が重要らしい。25℃前後での管理が理想とのこと。菌糸瓶は菌が入っているので発酵し、熱を持ちやすい。夏場は発酵温度に外気温も加わり、菌糸瓶の中は熱くなるとのこと。つまり、熱くなり過ぎると、中の幼虫が熱で死んでしまうとあった。家では、涼しい場所での保管が絶対条件!!もしそのような場所がなければ、洗面器に水を入れて浸けておくだけでも温度上昇は避けられると言われた。だから、専門店では、室温を一定で保っているとのこと。
ちなみに我が家では!?
日中は写真のように水を張った洗面器や桶に入れて、風通しの良い風呂場に置いてます。夜は、我々が寝る部屋(クーラーつけるから)に移動させ、温度上昇防止に努めてます。(^_^;)
ほぼ病気ですな(*_*)
⑤飼育期間は!?
我が家のスジブトヒラタクワガタであるが、成虫になるまで数年かかると図鑑に載っていた。どれくらい成虫になるのに時間がかかるか聞くと
「メスなら来年の2月には成虫になるよ。オスなら4月、5月には大丈夫だね。」
はやっ!?まじ!?
理由は、まず温度管理にある。自然界では冬があり、温度が、下がると幼虫の動きが弱くなる。つまり、餌を食べて成長する時間がゆっくりになる。しかし、人工的に温度を25℃くらいで保つことで、餌を食べ続けさせることに繋がり、成長も自然界にいるよりも早まるという仕組みだ。
次に餌。活動を続けられる温度で、更に高カロリーの餌がたくさんある環境により、より成長が早まるのだ。
知らなかった(^_^;)
⑥必要な菌糸瓶の本数
成虫までどれくらい本数がいるか疑問に思っていた。さっそく聞くと!?「1本で大丈夫!!もし、これは大きくしてみたいと思う個体があれば、2本目に入れることを考えたらいいかな。」
え、そうなの!?
よかったー(^_^)本数いるのなら、お金もかかるのでね。まあ、初めてなんで、スタンダードにやってみようかな!!
⑦菌糸瓶の異常!!
色に注意が必要とのこと。我が家の菌糸瓶は白色だが、時には緑色になることがあるようだ。これは、明らかに異常なことが起こっているサイン!!カビの発生を意味する。
だから、幼虫は死んでしまうことになる。
日頃の観察が大事!!
ちなみに、白色がトンネルを掘るように空洞で黒く見えるような場合は、中の幼虫がしっかり食べている証拠なので大丈夫とのこと(^_^)
⑧菌糸ブロック
ブロックでも売っているが、既に容器に入ったものを買うのがお勧めとあった。ブロックは量が多くてお得感があるが、扱いが難しいらしい。入れ物に入れるのに手も容器も消毒しなければならないらしい。それは、⑦で書いたカビの発生の原因になりやすいからとのこと。手や容器に着いている雑菌が原因で菌糸瓶内が汚染しやすくなるのだ。だから、とても慣れたら人でないと必ず残念な結果になるとのこと。
入れ物買って、適当に詰めればと簡単に思っていたが、そうはいかないみたい(^_^;)
⑨その後の経過
その後はしばらく何もなく経過しました。生きてるのか、死んでるのか分からない感じですね。話しによると、菌糸瓶に入れて短期間で容器の側面に中の餌を食べてます的なサイン(食跡)が出る場合はあまり良くない兆候らしい。
それは、1ヶ所に安定して留まらず、落ち着きなく動き回っているので、良くないサインの1つらしい。
良いのは、1ヶ所に留まり、円を描くようにゆっくりゆっくりと食べ進めるのが理想らしい。つまり、よく言われる食跡がなかなか出現しないのが理想らしい。
へーと思いつつ2ヶ月。我が家の2つの菌糸瓶に食跡がでました。つまり、生きてることを確認!!
残りの1つには相変わらず何も変化はありません(^_^;)
このようなサインが出てくれると安心しますね(^-^)v
恐らく食跡の出る早さは、幼虫の留まっている位置にもよると思います。
もし、☆の場合は出ないですね(T_T)
時間をかけて見守っていくしかないんですね。
3か月目
気温差が出てきた影響か!?
菌糸瓶の蓋を開くと大変なことに(^_^;)
キノコが生えました。
調べると、生やしたままだと、キノコが密集して換気できなくなったり、菌糸瓶の養分をキノコに取られて、クワガタが大きくなれないなどの弊害があるみたい(^_^;)
きれいに除去しました。
柔らかいので簡単に取れました(^-^)v
更に5ヶ月後は下記でリポートしてます。
よかったらどうぞ(^-^)v
菌糸瓶で初めてのクワガタの幼虫初飼育。約5ヶ月後!!
分かったことを述べてきましたが、これから始めようと思う方の参考になれば。
クワガタの種類により菌糸瓶の使い分けが必要なことがこちらにあります。参考にどうぞ。
『オオクワガタ 菌糸瓶飼育 菌糸瓶の中身にオオクワガタ用とかどのクワガタでもOKの種類があった‼オオクワガタにはオオクワガタ用の菌糸瓶を使うが吉らしい。』
結果についてはまたリポートしましょう。
でわ(^^)/
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