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カブトムシ 孵化第1号は孵化不全。原因を考える。

カブトムシの時期になってきました。
我が家の大量のカブトムシの幼虫たちはどうなってるのでしょうか!?
ブリードの様子はこちら。
2017  カブトムシ飼育  初のブリードヘ!!
暖かくなってますし、我が家にはすでにコクワガタのオス、ノコギリクワガタのオスが飛来してきています(^_^)v
さっそく水槽を除いて見ましょう。
こんな感じで着々と成虫に向けて育っております。
幼虫を経て、現在蛹になっている個体が多数おります。しかし、全ての幼虫が成虫になるわけではないようですが…。
大きい幼虫は別の容器に入れて観察しやすいようにしています。
下記の写真は、カブトムシのオスです。
ツノが見える写真が撮れないところが悔しいところ。
蛹になってしばらく経過しますが、まだ、成虫になる気配は無さそうですな(^_^;)
そんな中、成虫第1号が別の水槽のマットから出てきました!!
初めて後尾から産卵、幼虫に孵化、蛹を経て、成虫に育てることに成功しました!!
感動ですね(^_^)v
しかし、よく見るとチョット普通のカブトムシじゃないような!?
そうです。象徴の大きなツノが左向きに曲がっています。
そして、頭の上の小さいツノも上から抑えられたように下向きになっているのです…。
奇形!?
とも思いましたが、違うようです。
調べてみると、蛹から成虫になる過程で問題があると、奇形のような成虫になるとのことです。
その問題とはなにか。
それは、1つは蛹室の問題です。
例えば、蛹の時に蛹室が崩れるなどが挙げられます。
蛹室が崩れることで、土の重みで角がおれる、もしくは変に圧迫されてツノが曲がるなどの弊害が出るようです。
また、蛹室の崩れ以外には、蛹室の大きさもあるようです。
例えば、マットが柔らかすぎて、体の大きさに合わせた蛹室を作ることができないなどがあげられます。
幼虫は蛹になってからも、人間でいう寝返りを打ちながら蛹室の中で過ごしていきます。
しかし、カブトムシやクワガタのオスのように長い突起物がある場合、蛹室が狭いと壁にツノや顎が引っ掛かってしまい、ちゃんとした形の蛹や、蛹から成虫になることができないのです。
観察をしてきたことからわかったのは、カブトムシの場合は蛹室が狭いと真っ直ぐなツノを伸ばすことができず、壁に当たって曲がったまま成虫になってしまい、今回の様なカブトムシが誕生してしまったと考えられます。
写真の様に、蛹室が大きいと蛹になってもツノが壁に当たることはなく、真っ直ぐに伸ばすことができるという訳です。

ちなみにクワガタの場合は、蛹から成虫になる時に、お腹の方に抱えていた顎を、回転しながら正規の位置に伸ばすのです。その時、蛹室に十分なスペースがないと、抱えていた顎を伸ばすことができなという不具合が生じてしまうのです。
写真で言うと、黄色い状態でクワガタが横になっています。
成虫になる過程で、赤い矢印の様に見えている顎を反対側に起こしていく経過をたどります。しかし、蛹室のスペースが十分でないと、顎を反対側に起こすことができず、成虫になれない、もしくは奇形を発生してしまうのです。

奇形の話しに戻すと、蛹室の異常の他には、蛹の時にショックを受けるなどもあるそうな。ショックとは、例えば水槽を動かすときに落として蛹に衝撃を与えたとかですね。
衝撃が体に加わることで、傷がついたりして、奇形の原因に繋がることもあるそうな。
やっぱりそーっとしとかないといけないんですな(-_-)゛

ちなみに、奇形が発生してしまうと、短命だそうです。
それは、奇形の程度にもよると思いますが、軽度の奇形でもやはり厳しい自然の競争のなかで、ハンデをもって生きていくことは難しいことなのかもしれませんね。
羽が収まってないとか、ツノが体にめり込んでるとかの重度の奇形は、餌も食べられず数日で☆になる個体が多いようです。
状態にもよりますが、普通に飼う分には特に問題はない奇形もいるので、最後まで面倒をみることが務めですね。
今回のツノが曲がったカブトムシは、最後まで我が家で飼う予定です。
責任がありますからね(^-^)

これから普通の成虫から奇形のある成虫、蛹や幼虫のまま☆になっている個体と出会うことになると思う。
元気な成虫たちは、当初の予定通り、元いた山に返す予定なので、何匹返すことができるのやら(^_^;)

ちなみに、オオクワガタの孵化不全も考えてみております。
オオクワガタ 菌糸瓶飼育 孵化不全発生を考える❗

また結果をリポートします。
でわ(^-^)/

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