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スジブトヒラタクワガタ 多頭飼育で22匹幼虫の飼育に挑戦!!

先日お伝えしたように、爆産したスジブトヒラタクワガタの幼虫、水槽にとりあえず全部入れて、飼育していた。
写真のようになり、さすがに引っ越しをしなければと考え始めた。
つまり、大勢で住むにはかなり手狭になったのだ。
約30匹ぐらいいますからね(^_^;)
さて、今後どうやって彼らを飼育していくのが良いのか!?
全て菌糸瓶に入れる!?
うーん、無理だ…。何故か!?
・お金がかかり過ぎる!!
    菌糸瓶 500×30=15000円
・場所がない…。
    30個も家において保管は場所がなく厳しい。
    管理を考えると最適な方法ではない…。
    800ccボトルですが、以外と大きい(^_^;)
はてさて、困った(^_^;)
とりあえず、何匹かを菌糸瓶に、残りは水槽で飼うこと決めた。さっそく菌糸瓶を買いにお店(専門店)に向かう。
相変わらずマニアックなお店だ!!
事情を話すと、菌糸瓶とは少し異なるが、複数の幼虫を飼育する方法を伝授してもらったので、リポートしていく。
菌糸瓶を使った飼育はこちら。
菌糸瓶の使い方!!菌糸瓶でのクワガタの幼虫初飼育。

①多頭飼育とは
②多頭飼育の必要物品とは!?
③水槽準備
④幼虫の準備
⑤その後はどうなるの!?
⑥注意点

①多頭飼育とは

聞きなれない言葉(^_^;)
簡単に言うと、下記になる。

単頭飼育=入れ物1つに一頭の幼虫を育てる方法
                 メリット
                  ・大きい個体になりやすい。
                  ・1頭ずつ個別管理しやすい。
                  デメリット
                  ・幼虫数分菌糸瓶が必要でコストがかかる。
                  ・数多ければ、保管場所が取られる。
                  ・数多ければ、管理に手間がかかる
                  その他
                   ・オスよりメスの方が早く成虫になる傾向

多頭飼育=水槽に複数の幼虫を入れて育てる方法
                   メリット
                  ・コストが単頭飼育に比べ安い。
                  ・入れ物の数が少なく、保管場所をとらない。
                  ・入れ物の数が少なく、管理が楽。
                  デメリット
                  ・菌糸瓶に比べ個体が小さくなる傾向あり。
                  ・ダニ、コバエ、カビ発生時、マット全交換になる
                  ・ダニ、カビ発生のトラブルで全滅の可能性あり。
                  ・1頭ずつの個別管理は出来ない。
                  その他
                  ・オスとメスが同じ時期に成虫になる傾向がある

なるほど、そんな便利な方法があるのか!!
ならば、その方法とはと聞いていた(^-^)v
我が家は、大きさよりも、せっかく生まれてきた命を無駄にしたくないのが目的なんで、コストを抑えつつ、成虫を目指すことにした。


②多頭飼育の必要物品とは!?

まず、下記のような幼虫育成用の専用マット!!
幼虫の成長に必要な高栄養マットのことだ。
なんだ、ホームセンターにもあるじゃんと思ってしまった。しかし、違うらしい(^_^;)
発酵してれば大丈夫なんでしょと思っていたが、ただの発酵ではダメらしい…。幼虫に必要な栄養を豊富に含んでの発酵でなければダメとのこと。
ホームセンターのマットは、ただ木くずが発酵してるだけとのこと。よく分からんが…。
嘘かほんとかは分からないが(^_^;)
専門店が言うのを素直に信じてみることに今回はした。
次に水槽。入れ物は水槽ならなんでも良いらしい。特別に買う必要はないのだ。
最後に、今回の肝となるのがこれ!!
これは、菌糸瓶の中身!!
新しいものではなく、よう済みとなった菌糸瓶の中に残っていたものだ。これをバラバラにせず、固まりのまま水槽の真ん中に置いて、周りをマットで固めるという感じだ。
今回は、お店の人に要らないものを分けていただいた(^_^;)
あざーすm(__)m

③水槽準備

まずは、マットを下準備。
難しいことはなく、ただ適切な湿り気を与えるだけ!!
今回は大きめのビニール袋にマットを入れて、水を加えてかき混ぜる。
湿り気具合は、お店の人によると、写真のように手にマットが着くぐらいだそうな(^_^;)
言われた通りに従う。
次に水槽の準備。
写真のように底にまあ適当な厚さにマットを敷いていく。
特に固めでなくても良いとのこと。
今回は2つ用意!!
ここで、先程の菌糸瓶の使い古した中身の登場だ!!
写真のように固まりのまま中央に設置。
高栄養のマットと菌糸瓶の中身を食べながら大きくなっていただこうという作戦のようだ!!
そして、周りをマットで敷き詰めていく。
しっかり敷き詰めて準備は終了。


④幼虫の準備

なんてことはありません。
ただ幼虫を水槽から出すだけ。この時に素手で触るのはやめましょう!!手に着いている雑菌で幼虫が死ぬらしいので注意しましょう(*_*)
30匹くらいいたのに、22匹に減ってました。
弱い幼虫はいなくなってしまったのでしょうね(^_^;)
でも、22匹います。
今回は11匹ずつに分けて飼育していきます。
さっそく幼虫を投入する。
あとは勝手に潜るのを待つだけ。
幼虫の近くに小さい穴を掘っておいてあげると潜りやすいのでやってあげてください。

⑤その後はどうなるの!?

しばらくこの状態で飼い続ける。
数ヵ月後にもう一度マットを交換。
幼虫の数が多いとサナギになるときに窮屈になるのではと思ったが、そこは幼虫間で縄張り的な感じで空間を作り、うまい具合にバランスを取って、個々で空間を確保するらしい。
逆に考えると、密集する程の狭い水槽に多くの幼虫を入れて飼育する場合は、大きな成虫になりにくいと思われる。
我が家も状況によっては水槽を増やし、幼虫を分けなければならないかも(^_^;)

⑥注意点

この方法は、ヒラタクワガタに合う方法らしい。
ノコギリクワガタなど種類によっては合わないクワガタもいるようです。
聴いたところによると、サナギから成虫になる過程で不具合が起きて成虫にならないらしいです。
種類により色々あるようなので、試してみるなら自己責任でお願いします。

でわ(^^)/

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