なぜかって?走り屋の車でないためだ。おじさん車で、ラグジュアリーに乗るように作ってある車だからだ。
以前乗っていたのは、180SXだった。
車高を下げ、マフラー、ホイールなどを変え、車の運転に欠かせないものは、シートだと言われ、シーンも交換したものだ。
当時は、レカロ等のシートをいれるのが流行り!?だったものだ。今は純正で着いている車も多い。
ただ、社外品をただ装着するのでなく、他車種流用に憧れた。例えば、スカイラインの4POTキャリパーを流用するとかだ。
そこで目をつけたのがR32GT-R純正シートだった。
このシートはよかった。
何がって、しっかり全身をホールドしてくれて、にわか走り屋の自分にはちょうどよかった。
取り付けは簡単!!!
180SXの純正シートを止めてるボルトを外して、つけ変えるだけ。
四本のネジのうち、ドア側で、後ろ側のネジ穴が1ヶ所合わない問題点があったくらい。
自分は行きつけの車屋さんでステイを溶接してもらい、固定出来るようにしていた。
その他の対策として、L型ステイをネジで止めて、シートの固定できていないネジ穴の部分を上から押さえるように固定するくらいか。この方法は安全上の問題もあるので、お勧めしない。
シートは簡単には着くが、シートベルトに問題が出る。
それは、R32GT-R純正シートはセミバケットになる。
つまり、おしりの部分が普通のシートからしたらえぐり取られたような形になるから、お尻の位置が下に下がることになる。そうなると、180SXのシートベルトのメスでは、腹部を固定するベルトが浮くような形になり、固定がイマイチになる。原因は、シートベルトのメス側の首の長さが長いことによる。シートベルトのオスとメスが引っ付く位置が頭側に浮き上がるような状態になるのだ。
もちろん、これを書く以上は解決策もある。
それは、K11マーチのシートベルトのメスを流用するのだ。シルビア系のシートベルトのメス、K11マーチのメスは同じ種類できちんとシートベルトとしてカチャッと固定出来る。あと、首の長さも短く、シートベルト装着時の問題が解決出来るのだ。
昔は解体屋さんで譲ってもらったが、今はオークションで手に入れる時代か。
こんなことをして楽しんでいたのだ。
だが、最近の車はそんなことが簡単にはできない。
サイドエアバックとか着いてるから、安易にシートを外せないし、流用して楽しむ個体間の適合性があるのかないのかもわからないからだ。
車をつつきたいができない理由もあるのだ。
上記記事が役に立てば幸いだ。
純正流用といえど、実施する際は自己責任でお願いします。
いつの日か、実家で眠っているR32GT-R純正シートを着ける車を手にいれるその時を待つしかないのか!?
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